構図:上から下の流れと上下の関係性

モノは上から下に動く。これは「モノが下に落ちる」という自然の法則から連想される印象です。この小さな印象は、イラスト上で動きを作るだけではなく、配置されたモノの関係性にも影響を与えます。今回は、上から下への流れと関係性について解説していきます。

「祭壇」

風が嵐に変わる前に村を出た。

習わしに従えば神事として他の人も同行するが、最期の頼みとして取りやめてもらった。
今の風の様子では、山頂を降りる頃の方が危険になるからだ。

山道を中腹まで登る頃、風は嵐に変わったが、切り立った岩壁の御蔭でふらつきながらも脚をすすめることはできた。
岩壁にすがりながら山頂を目指す。

滝のような雨の中を進むと突然風が強くなり、見上げれば空が開けていた。
渦巻く黒雲と叩きつける雨の中に伝え聞いた通りの祭壇が見えた。

稲妻が閃き山頂をかすめる。
その光は岩棚に降りた竜を照らし出した。

それが私を待つ神様のはずだった。
しかし神様は私には目もくれず、嵐を切り裂くように咆哮を上げていた。

私には神様が一本の木を守っているように見えた。

【WordPress】特定のカテゴリ内で絞り込み検索をしたい

Wordpressの特定のカテゴリ内で絞り込み検索をしたい。そのためのインタフェースとしてカテゴリ内で使われているタグの一覧をチェックボックスで表示したいと思います。絞り込み検索はプラグインでも実装できますが、細かいカスタマイズができるようにコードで実装したいと思います。

「許せない」のは仕組みだから。しかし、人間だけはその先の行動を自分で選択できる

裏切り者や、社会のルールから外れた対象を罰することに、人の脳は快感を覚えるようにできている。ただ、それが人の脳の仕組みといっても、他人を攻撃してしまったことを後悔し、自己嫌悪に陥ってしまう人もいる。他人を許せないという脳の仕組みを知ることは、その苦しさを和らげるヒントになるのではないか?というのが本書の概要です。

祈り

兵士は祈る今日を生きて越えられることを。
騎士は祈る戦いに没する魂に平安があらんこと。

いつだってそうだ。多くのものは巻き込まれた。

敵と呼ばれる相手に、恐れはあれど憎しみはなく。
されど、それを倒さねば自分に明日はない。

ここは戦場。弱者が語り得ぬ場所。

いつだってそうだ。運命の片鱗はその終局にて姿を表す。

面白いものを作るなら、かつて体験した面白さを、今のリソースで再現できないかを考える

面白いものを考える。自分でも口にすることがありますが、文字にしてみるとちょっと不思議な言葉ですよね。面白いは感情で、考えるは思考です。感情を思考から導き出す、んーなかなかハードルが高い様に感じます。ところで、あなたが人生で最高に面白かったこと、笑った思い出はなんですか?まずは、そんなところから思い出してみましょう。

「海底探窟家」

タコさん:タコの人魚・好奇心旺盛・狭いところ大好き
海底資源探索チームのエースダイバー。むかしは趣味で、今は仕事で潜っている人。穴を見つけると好奇心に導かれるまま潜っていってしまうので、よく上司から「ブリーフィングくらい出ろ」と怒られる。浮上後すぐに連絡が取れる様に耐水耐圧の通信機が支給されたが、海の中で出るので「ごぼごぼ言っててわからねぇよ」と、専用の潜水装備が開発されていつでもブリーフィングに出られる様になりました。海底からでも海上基地とデータのやり取りができて便利。探索範囲も格段に広がりました。装備のシルエットが完全にタコ型なのは開発部の遊び心。

【Photoshopスクリプト】色検討レイヤーを他のレイヤーへ配るスクリプト【v1.0】

厚塗りでイラストを描く際、レイヤー効果で色を探っているとレイヤーが増えていきます。色の検討後、ラフレイヤーへクリッピング・統合し描き込むのですが、ラフレイヤーが複数枚あると手作業で繰り返すのはかなり面倒です。そこでPhotoshopのスクリプトを組みました。以前に作った試作の反省を含めて複数の色検討レイヤーに対応しています。