「トライアローグ」展から小さな感情の動きこそが大切なのだと学ぶ

今回は横浜美術館で開催されていた「トライアローグ」展に行ってきました。

20世紀の西洋美術と展示内容が長いため、現代アートを見始めた私としてはもう少し後で見てもよかったかなという感想です。正直企画の時代ごとの知識が少ないので、抽象度の高い作品ではその制作意図がよくわかりません。

ただ、この展示で初めて作品を見て興味を持つことができた方もいました。ここでは抽象絵画の入り口という切り口で、興味を持った方の作品について書いていきたいと思います。

「STARS展」から作品そのものよりも、作家の考え方への興味を得る

今回は森美術館で開催された「STARS展」へ行ってきました。近代アート関連の記事では必ずと言ってもいいほどに、その名前を目にする機会が多い6名の作品が一堂に会する本展。現代美術の文脈で評価が大きい作品を体感できるという点で、貴重な展覧会でした。

「鴻池朋子 ちゅうがえり」展の作品群から謎を解いていく楽しさを学ぶ

「鴻池朋子 ちゅうがえり」展を見にアーティゾン美術館へ行ってきました。見慣れた展覧会とは少し雰囲気が違ったので、はじめは迷いながら見ていたのですが、途中から面白みが湧いてきました。思い出したのは謎解きゲームへの没入感。行動を通して展示を体験するという新しい視点も得られた展覧会でした。

「和巧絶佳展」に工芸と生活が地続きであるという意味と、アートとしての常識を破壊する工夫を学ぶ

今回はパナソニック汐留美術館の「和巧絶佳展 令和時代の超工芸」に行ってきました。先に読んだ『東大の先生!超わかりやすくビジネスに効くアートを教えてください』の中に、現代アートの入り口としては工芸が面白いという内容がありました。思い起こしてみると今まで見たことがなかったので、現代アート・現代工芸を目にするよい機会を得たいと思います。工芸は生活と地続きというのは本当なのか?現代工芸を見ることで自分は刺激を受けるのか?確かめてみたいと思います。