祈り 兵士は祈る今日を生きて越えられることを。 騎士は祈る戦いに没する魂に平安があらんこと。 いつだってそうだ。多くのものは巻き込まれた。 敵と呼ばれる相手に、恐れはあれど憎しみはなく。 されど、それを倒さねば自分に明日はない。 ここは戦場。弱者が語り得ぬ場所。 いつだってそうだ。運命の片鱗はその終局にて姿を表す。