引越しは「基礎」を再確認する機会

大きく移動してみると自分にとっての「生活必需品」を再確認できます。自分にとっての「生活必需品」が明確に意識できると「代用」の基礎になります。「念のため」をへらし「これさえあれば大丈夫」を増やしていくことが、モノを増やしすぎないこと「自分にとってのちょうど良い生活」を探るヒントになりそうです。

【アニメーション】解説サポート用のキャラクタをつくりました

動画に登場させる解説補助とにぎやかし用のキャラクターを作ってみました。Live2Dを使うのは初めてだったので勉強になりました。今回は作ったアニメーションをPremiere Proへ組み込むまでの概要を共有したいと思います。

「浅間乃桜神」

日本神話の木花咲耶姫を下敷きに、春をイメージしてデザインしました。木花咲耶姫は富士山を鎮めるために浅間神社に祭られる神様です。春のパステル調の色を使うことは挑戦でしたね。また、その足元に鎮めた死の力も同時に表現できるかが不安でしたが、うまくまとまったのではないかと思います。

「窓の肖像・名もなき歌」

食器を洗いながら、窓の外の風景に目を移す。
光に照らされる風景は、自分がこの家で働きはじめたあの日から変わらない様に見えた。

柔らかな光と、こなした仕事の心地よい疲労感に、いつもと変わらず歌がこぼれる。

「窓の肖像・世界の一端」

書類と書籍を読み終えて現実に戻る。
そんな時、影が忍び寄る様に世界の色が暗くなることがある。

期待される姿には今の自分にはまだ遠く、それに応えるための課題は進むにつれて増えていく。
嫌なわけではない。応えがいのある日々だ。
ただ、そんな日々も繰り返しに思えてしまう瞬間がある。

そんな時は窓を少しだけ開け、目を閉じる。
しばらくするといつもの歌声がかすかに届く。
その歌声を聞いていると、必要以上に身体を緊張させていたのだとよくわかった。

「死神蜘蛛」

その影が視界をかすめたあたりから何かが狂いだした。

その姿を目にした仲間が、まるで魂を抜かれたかのように力なく佇んでいる。

叱咤の声と仲間を揺り動かすその腕も一つ、また一つと力を失っていく。こだまするように聞こえていた混乱が刈り取られていくかのように消えていく。

木々の音だけが耳に響く。気が付けば自分の息の音さえ聞こえなくなっていた。

音もなく現れた敵のその貌を見たとき、私は私達の敗北を悟った。