0.1up project
イラスト制作をとおして「つくる」と「つたえる」に改めて向き合うためのサイト
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そこでオレは、自分の未来をこの地に縛り付けた、運命を視たんだ。
薄暗い遺跡の中に、ペンを走らせる音が静かに響いていた。
「それ」が、いつからそこにいるのか、覚えている者はいない。
山の様だった。血の様だった。天の使いの様だった。
その場所は、脆く鋭い場所だ。