【構図要素】右上と左下の対峙は圧倒的窮地

対峙とは?

ここでいう対峙は、向かい合った対立している状態を指します。

対立に含まれる関係ですが、対峙は「顔を顔を突き合わせる」「同じ場所に立つ」などより直接的な関係性になります。

左右に要素を配置し、向かい合わせることがセオリーになります。

対峙の関係
対峙の関係

右上と左下の対峙は圧倒的窮地

上は関係性として優勢の印象になります。ここに右から左への肯定的な流れが合わさると自然的に強く、圧倒的な印象になります。

右上を大きく、左下を小さくし対峙させる(圧倒と窮地)
右上を大きく、左下を小さくし対峙させる(圧倒と窮地)

画面の右側に大きな敵役を配置し、左下にキャラクターと対峙させると窮地や圧倒的逆境の印象を高めることができます。

視点を右上の要素に寄せせれば、左下の要素の小ささ・圧倒的弱さの印象を強めることができます。

窮地の強調(右上からの圧力が強まる)
窮地の強調(右上からの圧力が強まる)

逆に視点を左下の要素に寄せれば、右上の要素の大きさ・圧倒的強さの印象を強めることができます。

圧倒的存在感(右上の要素の迫力の強調)
圧倒的存在感(右上の要素の迫力の強調)

投稿者: 0.1

厚塗りで「存在感や重さ、質感による説得力」のあるイラストを目指しています。 日本では線画をベースとしたイラストが主流ですが、そこから外れたモノもイラストの世界を広げる為に必要だと考えています。「世界観にもう一味試したい」そんなときには、ぜひお声がけください。

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