余白は動きをつくる?
画面上に動きを作るための要素の一つに「余白」があります。
人や動物などの動作の先に空間(余白)があると、そこに向う印象になります。人や動物は動こうとする先へ視線を向けるため、視線の先の空間が次の行動を予想させます。
この予想が画面上に動きを作ります。
ポーズや動作はキャラクター要素に直接動きを出す働きをしますが、余白は予感させることで画面全体の動きや流れを作ります。
左の目的地へ右から向かう
画面の左側に目的地となる要素があり、キャラクタが右から左へ動いていると感じられる時は目的地を目指す印象になります。
キャラクタの右から左への動きは肯定的で受け入れやすい流れのため、画面の印象も素直なものになります。
この考えをベースとして、配置による勢いと組み合わせると意図した画面を作っていけます。