サボタージュ

Twitterで開催されていた、EIZO株式会社のイラストコンテストへ向けての制作です。テーマは「旅」。「日常からの逸脱」が描けていれば幸いです。

2019/07/01 ~ 16 – 30h

「サボタージュ」2019/07/01 ~ 16 - 30h
「サボタージュ」2019/07/01 ~ 16 – 30h

本作はTwitterで開催されていた、EIZO株式会社のイラストコンテストへ向けて制作しました。

テーマは「旅」。「日常からの逸脱」が描けていれば幸いです。


今回は制作に当たり、描きを課題としています。

  • イラストの設計に黄金比を入れる
  • 書き込みは木炭ブラシに戻す

舞台として古い電車の車両を選んでいます。左右対称で単純な一点透視になりそうだったので、画面上での収まりは一工夫しようと考えました。

具体的には画面奥、車両の構造として上表料が上がる部分で、黄金比が重なる様に配置しています。左右から中央のドアと、床と空の割合です。

黄金比は知識として知っていましたが、構図として使ったことはありませんでした。構図の勉強として視覚デザイン研究所の「構図エッセンス」を読んだあとだったため、「広く好まれる比率」「比率構成を繰り返すことでの、構成トーンをあわせる」という効果を求めて取り入れて見ました。

どこまで効果が出ているのか、図る方法がいまいちないのですが、ラフの段階ではきれいに収まったと感じました。今は知識として借りてきているっだけなので、もう少し使い込んで行きたいですね。

また、「not(人生の終わり) ≒ 生涯の完成」制作の反省から描き込みのブラシをPhotoshop標準の木炭ブラシへ戻しました。戻してみると表情があるブラシのほうが、描き重ねるという効果を実感できました。特にラフのニュアンスを残したい部分では、効果が高いと感じますね。ブラシの使いわけができてくると、向上して行けそうです。


今回の反省点は、影(シャドウ)についてです。

しばらく前から自分のイラストを見返すと「物を配置しているだけ」という印象を受けるようになっていました。

制作しながら気がついたのですが、自分はシェイド(モノの暗部)には気を配って描き込みますが、シャドウ(遮られてできる影)にはあまり気を配っていないようです。要素単独であれば、シャドウの影響は小さいですが、空間として設計するのであれば、画面全体のシャドウは重要な要素になると思います。

気がついてしまえば基本的なことが抜けていたと思います。

自分のことはなかなか気が付かないものだと、改めて感じました。

シャドウについては、ラフの段階で明暗のバランスとして設計していきたいと思います。


この断片があなたの星へ続く道を、少しでも照らすことを願って

投稿者: 0.1

イラストレーター/0.1up project著者 厚塗りで「存在感や重さ、質感による説得力」のあるイラストを目指しています。 日本では線画をベースとしたイラストが主流ですが、そこから外れたモノもイラストの世界を広げる為に必要だと考えています。「世界観にもう一味試したい」そんなときには、ぜひお声がけください。