透過光を描けるようになると、表現の幅が広がります。
ここでいう透過光は、素材が半透明ということではなく、布や葉っぱなどを、光にかざして見える、色のことです。
描き始めた頃は、難しいと感じていましたが、考え方を整理してみると、ルールは意外とシンプルでした。
メイキング動画も作ったので、そちらも参照してもらえると幸いです。
目次:
透過光を考えるポイント
布をモチーフに
「透過光が発生しない、厚手の布と」
「透過光が発生する、薄手の布」
を比較しながら、考えてみます。
厚い布は、光が透過しない為、影は強くなり、布の固有色も影に隠れます。
こちらは、比較的描きやすいですね。
薄い布は、光が透過しやすいため、まず布全体の明度が上がり、色味も強くなります。
更に透過光が強く見える部分は、周囲に比べて明度・彩度が高くなります。
(透過光に寄り、固有色が最も強く出る)
まとめ
- 影には明度がやや高く、彩度がやや低い色を使う
- 透過光には明度・輝度共に高い、固有色を使う
透過光の描き方・めとめ動画
実際に描いているところを見たほうが、わかりやすいと思いますので、
YouTube channelに動画を準備しました。
参考にしていただければ、幸いです。
この断片があなたの星へ続く道を、少しでも照らすことを願って
制作した作品群を「GALLERY」へまとめていますので、ご参照いただければと思います。
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