今回は「モクモクと立ち込める煙」を題材に描いてみたいと思います。
目次:
作品概要
テーマ
煙の精霊に翻弄される冒険者
モチーフ
煙の精霊・それに挑む中堅挑戦課題冒険者
コンセプト
上級者試験に挑むために、ギルド公認の指南役に挑む中級の冒険者と、人を翻弄して遊ぶのが大好きな煙の精霊さんの一幕
挑戦課題
モクモクと立ち込める煙
1番最初のアイデアが最良とは限らない
今回の制作ではラフ検討にいつもよりも時間がかかりました。
最初にでた大ラフのイメージが良かったのでそのまま進めたのですが、進める内に画面への収まりに違和感がで始めました。
そんな時に思い出したのが『良い戦略・悪い戦略』に載っていた「人は未知の状況では、1番最初のアイデアにこだわりやすい」という一文です
オリジナル作品を制作している場合は、ほとんどが未知の状況です。面倒には感じましたが、もう一度サムネイル見当に戻り、自分のアイデアを見直してみたいと思います。
サムネイルを作ることは、映像のロケーション・ハンティングに同じ
画面に入れたい要素は出した後なので、ここからのサムネイル制作は1つの画面を見る角度・画角を変えての見当となりました。
これが思ったよりも新鮮でした。
1つの画面で要素を足し引きしているよりも、見ている角度が変わると完成イメージへの理解が深まると感じました。
写真や映像の撮影には、ロケーション・ハンティング(ロケハン)というものがあります。
撮影のよさそうな風景を見つけても、ただ撮影しただけでは良い作品にはならないそうです。
第1印象で自分が感じた良いをよりつたえる画面を脚で探すのがロケハンです。
今回の2回目のサムネイル制作はこのロケハンと同じだったのかなと思います。
まとめ
自分の感じた良いという第1アイデアを、角度を変えて再検討するというサムネイル制作のステップは、撮影のロケハンと同じ。より良い作品を作るためのヒントになりそうです。
この断片があなたの星へ続く道を、少しでも照らすことを願って