【構図要素】明暗の差をつくり、対比させる

明暗差がなければただの集合
明暗差がなければただの集合

明るい要素が主題

画面に明暗の差がある場合、視線はまず明るい部分に引き寄せられます。

明るい要素は明度だけではなく、焦点・情報量の点からも、よりハッキリと見えます。このため、基本は明るい要素が主題。暗い要素が副題になります。

明暗差:主題と副題を分ける
明暗差:主題と副題を分ける

画面に明暗の差をつくるときは要素同士の明暗だけではなく、主題と背景の明暗の差も意識することが重要です。

主題に引き寄せられた視線は、明るい順に要素を辿り、画面上を移動していきます。

明暗の対比:視線は明るい要素から暗い要素へ
明暗の対比:視線は明るい要素から暗い要素へ

スポットライト

明暗さをより強調することで、舞台のスポットライトと同様に、主題を主役として際立たせることもできます。

スポットライト効果:主役とその他
スポットライト効果:主役とその他

投稿者: 0.1

厚塗りで「存在感や重さ、質感による説得力」のあるイラストを目指しています。 日本では線画をベースとしたイラストが主流ですが、そこから外れたモノもイラストの世界を広げる為に必要だと考えています。「世界観にもう一味試したい」そんなときには、ぜひお声がけください。

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