【構図要素】右下から左への流れ

右下は基本的に劣勢。しかし、意思の方向によって背中を押される。

右下は上から下への流れの終端にあるため勢いは弱くなります。
右下にモノがとどまっている場合弱く・劣勢の印象にはなりますが、右から左への肯定感に背中を押されて劣勢は若干緩和されます。

右下の劣勢は肯定感によって緩和される
右下の劣勢は肯定感によって緩和される

右下から左への流れがある場合意思を感じれば右から左への流れの勢いに乗ることができます。そこに上方向への流れを加えれば、意思の強さを強化することができます。

肯定感に意思を加えれば逆境をはねのける
肯定感に意思を加えれば逆境をはねのける

ただし、これは意思を感じる場合です。
右下から左への動きがあれば、肯定的な流れに乗ることはできますが、そこに意思を感じなければ上から下へ・右から左への大きな流れに身を任せただけで、意思表示の少ないおとなしい印象になります。

主張をしないおとなしい印象
主張をしないおとなしい印象

投稿者: 0.1

厚塗りで「存在感や重さ、質感による説得力」のあるイラストを目指しています。 日本では線画をベースとしたイラストが主流ですが、そこから外れたモノもイラストの世界を広げる為に必要だと考えています。「世界観にもう一味試したい」そんなときには、ぜひお声がけください。

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