今回は山口恵市さんの「ニッチブランド革命」を拝読しました。
ECサイトの構築を目指した場合の、コンセプトの設計から、ECサイトの運営のその先までが、これまでのブランド構築の経験を元に記載されています。
今のところECサイトの構築は考えていないのですが、自分のイラスト制作もニッチブランド立ち上げになると思い、ブランド構築のヒントを求めて読んでみました。
気になったのは、下記の3点です。
- ニッチブランドのターゲットは1/10000
- 日本のSNS界隈ではLINEのシェアが圧倒的(※参考リンク文末)
- MIERUKA/SEOコンテンツ改善サービス
ここでは、感想も含めて「ニッチブランドのターゲットは1/10000」について書きたいと思います。
既存のマスメディアが「大きく、広く、誰にでも!」と情報を発信していたのに対し、ニッチブランドは「絶対にこれがいい!」と言ってくれる、ファンとつながることを目指しています。
情報発信の環境が整って来ている現在、まずは小さく始めて情報を一緒に広げてもらう。それがニッチブランドの考え方になります。
書籍の内容と照らし合わせてみると、自分はまだ「調査」の段階にいると思います。自分のイラストに反応ひてくれる人たちが、どこエリアにいるのか?ここを探っている状態です。
ニッチブランドの発信が小さく始めるとはいえ、「1/10000」という数字を考えると、調査では1つのメディアに絞るよりも、いくつものメディアで情報を発信する必要はあると思います。
はじめは反応自体が少なく、短期間での反応もないと思いますが、そこは前提。まずはこちらを知ってもらう場がなければ、反応もなにもありませんからね。
実際、発信から「鬼桃語り」のお仕事にも繋がりましたし、まだ発表できるタイミングではないですが、別のご依頼もいただいております。
いただいた内容と合わせて考えると、こちらが発信する情報も整理していく必要があると感じました。
おそらく、発信に反応してくれる人たちは「なんでもできます」にはあまり興味がない様に思います。他との違いや、一癖二癖、オリジナリティ、そんなところに反応をしてくれるのではないかと思いました。
互いにこだわるポイントがあるので、マッチする可能性は更に低くなりますが、そこは前提として、覚悟すべきところでしょうね。
イラストをご依頼いただく上でも、「描けるなら誰でもいいよ」と言われるよりも、「あなたの絵柄が気に入ったから、描いてほしい」と言われたほうが、モチベーションも高まります。
そういった方々とイラストの制作をご一緒できるよう、情報発信と自分の考えを整えていきたいと思います。
その他についても情報発信のヒントを得られそうだと思いましたので、内容を調べてみたいと思います。良いヒントを得られそうでしたら、記事にしていきたいと思います。
この断片があなたの星へ続く道を、少しでも照らすことを願って
<参考>
- 総務省|令和元年版 情報通信白書
第2章 第4節 人間とICTの新たな関係