【構図要素】情報量の対比

情報密度が高い場所は視線を引きやすい

配置された要素に情報量(情報密度)の差がある場合、人の視線は情報量の多い部分に引き寄せられます。

視線は情報量の多い場所に引き寄せられる
視線は情報量の多い場所に引き寄せられる

情報量の多い部分を見終わると、視線はその周囲に移動します。

主題となる要素の情報量を高め、副題や背景となる要素の情報量を抑えることがセオリーとなります。

情報量の差が週要素とその他を分ける
情報量の差が週要素とその他を分ける

この対比はカードゲームのイラストでよく目にしますね。

情報量による基本的な印象

情報量は基本的に集合であるため、情報量が多い場所はにぎやかな印象となります。

賑やかな印象
賑やかな印象

逆に情報量が少ない要素は静かな印象になります。

スッキリと静かな印象
スッキリと静かな印象

投稿者: 0.1

厚塗りで「存在感や重さ、質感による説得力」のあるイラストを目指しています。 日本では線画をベースとしたイラストが主流ですが、そこから外れたモノもイラストの世界を広げる為に必要だと考えています。「世界観にもう一味試したい」そんなときには、ぜひお声がけください。

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