「いちばんやさしい新しいSEOの教本」から学ぶ文章でのコミュニケーション

SEOの最適化というのは設定関係の最適化だと思っていました。違ったんですね。対面でのコミュニケーションができない状態で、いかに訪問者の疑問を解決できるかを考えること。SEO対策は質問もできない、時間も合わせられない。そんな制限の多いサイト記事でコミュニケーションを考えることだったんですね。

今回は「いちばんやさしい新しいSEOの教本」を拝読しました。

以前に「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」を読んだので、現場でSEO対策をされている方の書籍も読みたい思い手に取りました。2018年7月の出版なので変更されている部分については別の資料が必要ですが、まずは初歩的な知識に触れたいと思います。


SEOは検索での順位を操作すること…ではない

SEO関係でよく目にする情報に「検索キーワードを知る」というものがあります。これは検索に使われているキーワードをタイトルや概要に含めることで検索されやすくするものととらえていました。

本書の序文には「SEOは検索の順位を上げることではなく、検索結果の質を上げること」とあります。これを踏まえて考えると、記事を検索されやすくするという考え方では足りないと感じました。

この点、「検索キーワード」を「相手の言葉」と考えることで腑に落ちました。


SEOを考えることは、文章でのコミュニケーションを考えること

以前に拝読した「20歳の自分に受けさせたい文章講座」から、文章を書くことは翻訳であると学びました。

ここでの翻訳には2つのステップがあります。

  1. 頭の中の自分専用言語を、共通言語の日本語に翻訳する
  2. 日本語の文章を、読む相手の言葉を使って翻訳する

会話であれば、話を聞きながら・質問をしながら相手の言葉を知ることができます。この点、自分の知識を相手の言葉に翻訳することも、比較的やりやすいと思います。

しかし、サイトの記事では読む人の話を聞くことも、質問することもできません。代わりに相手が使っている検索キーワードを調べるのです。

記事を書き上げた状態は先のステップ1が終わったと言う状態です。そこから相手の言葉=検索キーワードを使って推敲することでステップ2が完了します。

こう考えてみるとSEOを考えることは、文章でのコミュニケーションをを考えることだとわかりました。


検索キーワードは相手からの質問と考える

先に相手の言葉を知るために検索キーワードを調べると書きましたが、検索キーワードを調べることにはもう一つの意味があります。それは、相手からの質問を知るということです。

先に記事を書く側の視点から相手に質問をすることができないと書きました。これは、閲覧者側からも質問をすることができないということです。

閲覧者は記事製作者に直接質問ができない。そこで、記事を書く側は質問掲示板を見に行くイメージで検索キーワードを調べにいきます。

ここに検索特有のもどかしさがあります。

会話であれば、質問のスタートが曖昧であっても会話をとおしてお互いに整理ができますが、検索では相手の使っているワードに合致しなければ、答えることができません

せっかく記事を書くのであれば、困って答えを探している人に「ここにあるよ」とその人にわかる言葉で声をかける。そんなサイトにしていきたいです。


今後の課題

その他本書を読んで再検討が必要そうだなと感じた点は下記になります。

  • 発信したい情報によって構造は変わる。
    (目的と構造は合致しているか?)
  • 記事はメッシュ型に移動できる方が利便性が良い。
    (だからパンくずリストが必要)
  • カテゴリ名やタグ名も相手が使う言葉でつくる。
    (自分の使う言葉で作っている)
  • カテゴリやタグは整理されていないと利便性が悪い。
    (タグクラウドだけでは足りないのでは?)

また、記載はありましたが詳細については調べる必要がありそうな点は下記になります。

  • Googleのリッチリザルトはどんなことができるか?
  • 記事のレイアウトにカラムを使っているけど、SEO的にどうなの?
  • 表示速度はどんなもんなの?(画像は重すぎない?)
  • Googleのタグマネージャってなに?

検討や調査の結果については、また別の記事にしていければと思います。


この断片があなたの星へ続く道を、少しでも照らすことを願って


<参考>

投稿者: 0.1

イラストレーター/0.1up project著者 厚塗りで「存在感や重さ、質感による説得力」のあるイラストを目指しています。 日本では線画をベースとしたイラストが主流ですが、そこから外れたモノもイラストの世界を広げる為に必要だと考えています。「世界観にもう一味試したい」そんなときには、ぜひお声がけください。